ヤルタ会談の3首脳が重度の高血圧だったということを ご存知ですか?ルーズベルトは,最高血圧300,最低血圧が170も有ったそうで,会談の2ヶ月後,脳出血で亡くなっています。チャ−チル,スターリンも同様で,3人共,認知症も発症していたとか。すべて講師の小田先生(社会保険京都病院・循環器科部長)の受け売りですが。降圧剤の無かった時代,安静と睡眠,緊張を避けることが唯一の治療だったようですが,世界の未来を左右する場面で,首脳が認知症だったというのが驚きです。
心筋梗塞画像を見て
高血圧は静かなる殺人者とも言われますが,‘いつの間にか心臓や脳,腎臓等に悪影響を及ぼしていた’なんてことにならないよう,充分に注意していきましょう。
目安の血圧値
肥満解消,食事のコントロール(塩分やカロリー等),運動不足の解消,確実な内服などを心がけていってください。また,病院で測る血圧値と日常の血圧値に誤差がないか知る 事も大切です。病院でしか測らない人の中に,実は血圧がコントロールできていなかったという人がおられるかもしれません(仮面高血圧)。確認のためにも起床時や夕食2時間後の2回,測定・記録する習慣をつけてみてはいかがでしょうか。
* * * * * 次回ロコモ予防講座 * * * * *
『リウマチについて』
1月26日(水) 14時〜15時半 本能1階
対象:中京区在住65歳以上の一般高齢者様
問合せ:電話 075−254−0021 包括 梶原まで